ソーシャルメディア時代のリスクマネジメント

ソーシャルメディア関連を専門とするリスクコンサルタントが、企業のリスクマネジメントについて書いています。

宣伝・広報

「炎上」と「論議」の違い

全部「炎上」でくくってしまっていいのか 「ネット炎上」とは、対象となる人や企業・団体による言動に対して、ネット上で多数の批判や非難、罵倒などが寄せられている状態のことを指します。 その際、その批判や非難、罵倒の陰にある、対象に対する肯定的な…

ユーモアと広告と炎上

近年、ユーモアのつもりが消費者の怒りを買って炎上する、というプロモーションが散見されます。 つい先日も、ロフトのプロモーションがこのパターンで炎上し、動画の配信を停止しました。 ロフトのバレンタイン広告「女の子って楽しい!」にTwitterユーザー…

悪名は無名に勝るのか? 炎上マーケティングの功罪

芸能人や政治家は、ヒール役にも需要があったり、功罪の功の部分に注目して熱心に支持してくれる人が一部でもいれば活動を維持できる面があるので、炎上マーケティングでの効果も一定得られる可能性が高いように思います。 その最たるケースがアメリカのトラ…

広告審査の落とし穴

ネット炎上の昨今の傾向として、企業や団体のプロモーションが対象となるケースが少なくない割合を占めています。 その多くは「違法ではないけれど不適切である」という主旨の指摘がネット上に多数寄せられるなどして謝罪に至るわけですが、その謝罪文にはほ…

ジェンダーロールとネット炎上

ジェンダー関連のネット炎上として、杉田水脈衆議院議員が『新潮45』に寄稿した『「LGBT」支援の度が過ぎる』の話題が記憶に新しいところですが、LGBTQ関連を原因としたネット炎上は政治家の発言が発端となるケースが非常に多い一方、企業活動に関連するもの…

西武・そごう「わたしは、私」に関する議論

2019年正月、西武・そごうの広告が議論を呼んでいます。 西武・そごう「わたしは、私。」 www.sogo-seibu.jp 最もポリティカルコレクトネスの観点からロジカルに説得力のある問題提起は、概ね以下のような論調ではないかと思います。 ーーーーー 女性である…